ブログ

第57回青年教職員研究大会の開催

10月26日(土) 

 青年教職員研究大会は、「学校教育活動の中核を担う青年教職員としての資質向上に努め、愛媛教育の未来を展望し、そのあるべき姿を求める」ことを目的に、毎年実施しています。今年度で第57回を数え、大会テーマは、昨年度に 引き続き「わたしの生きがい・働きがい」です。

 最初に、組織局長より、「日々多忙の中、今日は、自身の生きがいに思いをはせ、横のつながりを深める時間にしてほしい。」と挨拶があった後、令和6年度に実施した青年部活動(INGプロジェクト、四年目研修会)の報告を行いました。どの活動も工夫が凝らされ、活動の目的を達成していることが伝わってきました。支部を越えた参加者同士のつながりが深まっていることも実感できました。

 次に、ワークショップが行われました。ワークショップのテーマは以下のとおりです。

①「集中力もパフォーマンスも上がる!背中をゆるめる歩き方セミナー」

②「手のひらサイズで子どもの心をつかむマジック」

③「ゴスペルをうたおう~君は愛されるため生まれた~」

 ワークショップ後のグループトークの時間は、まず、ゴスペルを体験した先生全員で歌を披露しました。迫力のある歌声、心情豊かな表現は、聴いている人を魅了しました。わずか50分でここまで表現できることに驚きでした。その後、それぞれが体験したこと、思ったことなどについて意見交換をしました。

 ワークショップについて参加者からは、「今までよい姿勢についてあまり考えたことがなかった。しかし、歩き方セミナーを受講し、毎日のちょっとした取組で大きな変化となることを知り驚いた。子どもたちとも一緒にやってみようと思う。」「マジックでは、種や方法だけでなく、見せ方や見る人への配慮の仕方を学ぶことができた。『3回指示すると1回忘れている』や『どういう風に語ると納得するか』など、子どもとの接し方に生かせることがたくさんあった。」「ゴスペルでは、はじめ緊張して大きな声を出せなかったが、次第にみんなと声を合わせるのが楽しくなった。」などの感想が寄せられました。また、「ワークショップの50分という時間があっという間に感じられるほど、有意義な研修となった。今日の学びを早く学校で子どもたちに伝えたいという気持ちである。」「普段は体験できないワークショップに参加することができ、自分自身すごく楽しむことができたし、実感したことを子どもたちへの指導に生かしていきたいという気持ちでいっぱいである。ワークショップが盛りだくさんで、とても参加しやすく、ぜひ周りの先生方に参加を進めたいと思う。」という声が聞かれました。終盤のグループトークでは、話が盛り上がり、絆が深まっていく様子が感じられました。