今日の愛教研活動

今日の愛教研活動

第3回教育研究委員会(常任研究部員研修会)の開催

12月3日(火)

 教育研究局研究部の常任部員が参集し、12月に開催の理事会や1月に開催の支部研究部長会で提出する資料の検討を行いました。

 まず、本年度の教研局研究活動の反省と課題に関する協議では、11月7日(木)に開催された第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)について、研究指定校と大会役員からのアンケートの回答を基に成果と課題を明らかにしました。特に、研究指定校の宇和島市立明倫小学校と宇和島市立城南中学校の公開授業での児童生徒が興味・関心を高めて自分の思いや考えを発表し聞き合う様子、研究協議での充実した質疑応答と意見交換、全体会における研究指定校の工夫を重ねてきた取組が明確に示された研究発表、愛媛大学アドバイザーの皆様の理論と実践をつなぐ指導助言について多くの方から高評の声が届いており、2年サイクル6年スパンの総括にふさわしい発表大会になったことがうかがえました。今回の成果と課題は、次期研究大会に反映させていくことを確認しました。

 次に、次年度の教研局研究活動の計画に関する協議では、令和7年度用「研究の手引」に掲載する「愛媛県教育研究大会の研究推進」や「授業改善の視点・具体的な方策カード」、第52回愛媛県教育研究大会(統一大会)の開催要項や参加者計画などについて検討しました。今後、本年度の実績を踏まえ、次年度の教研究局の活動に向けた準備を具体的に進めてまいります。

 

研究集録『愛媛のへき地・地域教育』(第55号)の編集 ~ へき地・地域教育部第1回常任部員研修会(編集委員研修会)の開催 ~

 11月22日(金)

 へき地・地域教育部の部長・副部長・常任部員等の計8名が集い、研究集録『愛媛のへき地・地域教育』(第55号)の編集・校正を行いました。本号の掲載内容は、県教委義務教育課へき地・地域教育担当指導主事からの言葉をはじめ、「令和6年度へき地・地域教育部研究活動」「愛媛県小中学校へき地校調査報告」「令和6・7年度研究指定校(美川小・中学校)1年目の実践報告」「全国へき地教育研究大会(岡山大会)参加報告」、さらに、各支部の代表執筆者による「支部だより」「随想」「研究実践」など、60ページを超えるものになる予定です。編集委員である各校長は、執筆者の思いを推し量りながら、より良いものになるよう、長時間、一所懸命に推敲・校正に取り組みました。

 本号は、今後更に2回の校正を経て、来年2月初旬に県下全小中学校、教育行政機関等へお届けします。上記のとおり、研究大会実施報告の他に、本県各支部のへき地・小規模校での「地域とともにある学校づくり」の教育実践や、全国や中四国のへき地教育の動向等、貴重な研修内容や情報が満載です。各校においては、是非とも御一読・御活用いただき、県のへき地・地域教育の研究主題「主体的・協働的に学び、ふるさとへの誇りと愛着を持った人間性豊かな子どもの育成 ー地域教育の推進と学習指導の深化・充実を目指してー」を踏まえて、引き続き研究・研修に励み、教育実践を積み重ねていくことをお願いします。

 

教育座談会の内容を愛教研「教育情報」へ ~法制情報局情報宣伝部第5回常任部員研修会の開催

 

11月14日(木)

 去る9月26日に開催した「教育座談会」の記録内容の編集・校正を行いました。目的は、愛教研「教育情報384号」(令和7年1月10日発行予定)にその詳細を掲載することです。本会のメンバーは、法制情報局長、情報宣伝部の部長、副部長、常任部員、編集委員の10名です。本会はこれまで4回開催し、教育座談会の企画・運営・準備等、情報宣伝部の事業推進に当たり、重要な役割を果たしてきました。

 今回の教育座談会は、「地域とともにある学校を目指して -コミュニティ・スクールを導入した学校づくり-」のテーマの下、それぞれの立場の3名の講師が、現状や実践を踏まえた、今後の方向性や課題などについて熱く語りまし た。それは大変有意義な研修内容でした。各常任部員は、「教育座談会に参加していなくとも、原稿(教育情報)を読むことで、研修ができる内容に」を合言葉に、テープ起こしから内容精査、書き言葉への修正・推敲などの緻密な編集・校正作業に取り組んできました。本会では、最終校正として、常任部員同士で複数の原稿を相談・確認し、最終的に情報宣伝部長、法制情報局長の推敲・指導を受ける形で原稿を仕上げました。愛教研会員の皆様、今後の「地域とともにある学校づくり」を推進するため、その研修として、お読みいただければ幸いです。

 また、本会では、次年度の教育座談会のテーマ、講師候補者、討議の柱などについて案を出し合い、検討しました。テーマ案としては、「防災教育」「若年層の人材育成」「表現力・コミュニケーション力の育成」「不登校対応」などが挙がりました。来年2月に開催する情報宣伝部第3回部長研修会で部長会案を決定する予定です。

 愛教研情報宣伝部は、多くの時間と地道な努力を要する活動がほとんどですが、「教育情報を集め、会員に届ける」という大切な務めを担い、堅実に頑張っています。会員の皆様、今後とも御理解と御協力をお願いします。

 

「愛媛県教育研究大会(発表大会)研究集録 第1回編集委員会」の開催

11月11日(月)

 教育研究局研究部長と編集部長、編集副部長が参集し、11月7日(木)に開催された第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)で撮影した写真の中から、研究集録の表紙やグラビアに掲載する写真を選定しました。

 今後、研究指定校からの授業と研究協議に関する原稿や感想執筆担当の方からの原稿などを基に、3月の研究集録の発行に向けて編集作業を進めてまいります。

 今回の研究集録は、愛教研の2年サイクル6年スパンの研究の集大成になりますので、ぜひとも会員の皆様にお読みいただき、研修等で御活用くださることを願っています。

第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)の開催

11月7日(木)

 研究指定校の宇和島市立明倫小学校と宇和島市立城南中学校を会場に、両校合わせて約400名の会員の参加を得て、第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)を開催しました。今回は、第14期2年サイクル、3期6か年の最終年次として、大会主題「子どもが変わる教育の推進」~主体的・対話的で深い学びに向かう授業の創造~ の「深い学び」に焦点を当てた研究実践の総括を行いました。

 午前中は、明倫小学校の研究主題「『主体的に学び、粘り強く探究する子どもの育成』~『問い』から深い学びへとつなぐ単元デザインの構築~」、城南中学校の研究主題「自ら問い、考え、協働的に課題を探究する生徒の育成」の具現化を図る授業が公開され、その後の熱心な研究協議によって成果と課題を共有しました。

 また、午後からは、開会式の後、研究指定校の研究発表とディスカッションを行い、愛媛大学のアドバイザーより指導助言と総括をいただきました。両校の「深い学び」に焦点を当てた2年間にわたる研究実践から、授業における「問い」と「振り返り」の効果、教職員の協働体制の重要性などが成果として挙がるとともに、児童生徒の学習状況の見取り(評価)などが課題として挙がりました。

 なお、当日の研究発表・ディスカッション・総括の様子(動画)は、以下のサイトで公開しています。多くの会員の方が視聴され、さらに校内での研究などに活用していただければ幸いです。 

 〇 愛教研ホームページ(http://aikyokenhp.com/hp/)「主な研究大会」 

    愛媛県教育研究大会(発表大会)→「教育研究局研究部のサイト」をクリック

 〇 愛教研グループウェア(http://aikyoken.com/)「掲示板」 

   「愛媛県教育研究大会(発表大会)に御参加の皆様へ」

第57回青年教職員研究大会の開催

10月26日(土) 

 青年教職員研究大会は、「学校教育活動の中核を担う青年教職員としての資質向上に努め、愛媛教育の未来を展望し、そのあるべき姿を求める」ことを目的に、毎年実施しています。今年度で第57回を数え、大会テーマは、昨年度に 引き続き「わたしの生きがい・働きがい」です。

 最初に、組織局長より、「日々多忙の中、今日は、自身の生きがいに思いをはせ、横のつながりを深める時間にしてほしい。」と挨拶があった後、令和6年度に実施した青年部活動(INGプロジェクト、四年目研修会)の報告を行いました。どの活動も工夫が凝らされ、活動の目的を達成していることが伝わってきました。支部を越えた参加者同士のつながりが深まっていることも実感できました。

 次に、ワークショップが行われました。ワークショップのテーマは以下のとおりです。

①「集中力もパフォーマンスも上がる!背中をゆるめる歩き方セミナー」

②「手のひらサイズで子どもの心をつかむマジック」

③「ゴスペルをうたおう~君は愛されるため生まれた~」

 ワークショップ後のグループトークの時間は、まず、ゴスペルを体験した先生全員で歌を披露しました。迫力のある歌声、心情豊かな表現は、聴いている人を魅了しました。わずか50分でここまで表現できることに驚きでした。その後、それぞれが体験したこと、思ったことなどについて意見交換をしました。

 ワークショップについて参加者からは、「今までよい姿勢についてあまり考えたことがなかった。しかし、歩き方セミナーを受講し、毎日のちょっとした取組で大きな変化となることを知り驚いた。子どもたちとも一緒にやってみようと思う。」「マジックでは、種や方法だけでなく、見せ方や見る人への配慮の仕方を学ぶことができた。『3回指示すると1回忘れている』や『どういう風に語ると納得するか』など、子どもとの接し方に生かせることがたくさんあった。」「ゴスペルでは、はじめ緊張して大きな声を出せなかったが、次第にみんなと声を合わせるのが楽しくなった。」などの感想が寄せられました。また、「ワークショップの50分という時間があっという間に感じられるほど、有意義な研修となった。今日の学びを早く学校で子どもたちに伝えたいという気持ちである。」「普段は体験できないワークショップに参加することができ、自分自身すごく楽しむことができたし、実感したことを子どもたちへの指導に生かしていきたいという気持ちでいっぱいである。ワークショップが盛りだくさんで、とても参加しやすく、ぜひ周りの先生方に参加を進めたいと思う。」という声が聞かれました。終盤のグループトークでは、話が盛り上がり、絆が深まっていく様子が感じられました。

「わたしたちの愛教研」第2回編集委員研修会

10月18日(金)

 愛教研の組織や活動をより深く理解してもらうために、毎年『わたしたちの愛教研』(リーフレット)を作成しています。これは、全会員に配付されるとともに、外部の方に愛教研を知っていただくために活用されます。愛教研のことが一目で分かり、大変有効なものです。

 第2回編集委員研修会では、令和7年度版の表紙案や構成案、内容についての案を出し合いました。また、令和6年度の愛教研活動の写真から、研修会の様子がよく伝わるものを選定していくなど、よりよいリーフレットの完成を目指して審議を行いました。令和7年度版も、愛教研の目的・性格・使命・組織・活動内容がしっかりと伝わるリーフレットになるよう編集作業を進めていきます。

教育座談会の内容を編集 ~法制情報局情報宣伝部第4回常任部員研修会の開催

10月17日(木)

 去る9月26日に開催した教育座談会の記録内容の編集・校正を行いました。目的は、愛教研「教育情報384号」(令和6年1月10日発行予定)にその詳細を掲載することです。本会のメンバーは、法制情報局長、情報宣伝部の部長、副部長、常任部員、さらに、編集委員の10名です。本会はこれまで、5月23日に第1回、7月11日に第2回、9月26日に第3回として開催し、教育座談会の企画・運営・準備等、情報宣伝部の事業推進に当たり、重要な役割を果たしてきました。

 今回の教育座談会は、「地域とともにある学校を目指して -コミュニティ・スクールを導入した学校づくり-」のテーマの下、それぞれの立場の3名の講師が、現状や実践を踏まえた、今後の方向性や課題などについて熱く語りました。それは大変有意義な研修内容です。各部員は、是非とも多くの会員に内容の詳細を伝えたい一念で、テープ起こしから内容精査、書き言葉への修正・推敲などの緻密な編集・校正作業に取り組みました。今回も長時間の活動でしたが、さすがの集中力で熱心な仕事ぶりでした。次回の常任部員研修会(第5回)を11月14日(木)に開催し、一応の仕上げを行う予定です。

 愛教研会員の皆様、「地域とともにある学校づくり」を今後推進していくための研修資料として、楽しくお読みいただければ幸いです。

 愛教研情報宣伝部は、多くの時間と地道な努力を要する活動がほとんどですが、「教育情報を集め、会員に届ける」という大切な務めを担い、堅実に頑張っています。会員の皆様、今後とも御理解と御協力をお願いします。

 

令和6年度 教育座談会の開催

9月26日(木)

 今年度の教育座談会は、例年どおり法制情報局情報宣伝部の主催ですが、同局の法制対策部長、へき地・地域教育部長も支部の代表として出席して開催されました。テーマは、「地域とともにある学校を目指して -コミュニティー・スクールを導入した学校づくり-」です。討議の柱として、「学校が抱える課題を解決し、子どもたちの豊かな成長を図るための、コミュニティ・スクールのメリット・魅力」「これからコミュニティ・スクールを推進するために、今ある課題とその解決に向けた取組」の二つを設定し、出席者で質疑応答や意見発表、情報交換等を行いました。 

 講師(パネラー)は、学識経験者として、文科省CSマイスター・一般社団法人コミスクえひめ代表理事、学校現場から、実践豊富な新居浜市の小学校長、そして、コーディネーターの立場から、東温市地域コーディネーター・えひめ地域コーディネーター・ネットワーク事務局長の3氏を迎え、それぞれの立場から、現状や実践を踏まえた、今後の方向性や課題などについて話していただきました。

 「教育を学校に閉じ込めない。『壁』を取り払うために学校運営協議会を活性化していく。仕組みのアップデートを繰り返すこと」「今や意見の言いっ放しの学校運営協議会では、本質を分かっていない。子どもが幸せになるためにどうするかの議論を」「『次世代の地域の担い手の育成』や『地域の担い手が成長する学校や地域のよりよい環境改善』がCSのメリット・魅力。子どもも先生も保護者も地域の方もみんなが笑顔になる」「今ある課題とその解決に向けた取組のポイントは、『子どもの居場所づくり』をし、『先生になって良かったと実感するCS活動』にしていくこと」「温かなつながりの中で、子どもたちに挑戦させる、地域の力を信じて思い切って任せる」「前例主義に縛られている先生方の願いを実現するために、先生方とのコミュニケーションを密にしていく」等、講師が熱く語られる数々の実践と珠玉の言葉に参加者は魅了され、実践意欲が大いに高まりました。

 この講話・御指導については、「愛教研グループウェア」で動画配信にて公開しています。会員の皆様、ぜひ視聴願います。さらに、愛教研「教育情報」384号(令和7年1月上旬発行予定)に、本座談会の内容の詳細を掲載します。併せて御覧ください。

 

教育座談会の運営・準備(最終確認) ~情報宣伝部第3回常任部員研修会の開催

 

9月26日(木)

 本日午後にいよいよ開催の「教育座談会」の運営・準備について最終確認を行いました。本会のメンバーは、法制情報局長、情報宣伝部長、副部長、常任部員、編集委員である校長及び教頭の計9名です。本会は、法制情報局のビッグイベントである教育座談会の企画・運営・準備をはじめ、情報宣伝部の事業推進に当たり、重要な役割を果たしてきました。

 今年度の教育座談会のテーマは、「地域とともにある学校を目指して-コミュニティ・スクールを導入した学校づくり-」です。学識経験者、学校現場、コーディネーターとそれぞれの立場の3名の講師(パネリスト)から、テーマについて、現状や実践を踏まえた、今後の方向性や課題などについて意見(講話・指導)を伺い、参加者の資質・能力の向上に資する場とします。

 本会の協議では、教育座談会の運営・進行の在り方、会場設置、オンデマンド配信等について、細部まで打合せを行いました。また、教育座談会は大変有意義な研修内容であるため、多くの会員に内容の詳細を伝えるべく愛教研「教育情報」に特別記事として掲載する編集の在り方についても最終確認しました。

 このような綿密な計画・準備によって法制情報局の事業は円滑に推進できています。なお、今回の教育座談会には、参加者枠を大きく広げて、法制情報局法制対策部及びへき地・地域教育部の部長も、支部の代表として研修に参集します。