今日の愛教研活動

今日の愛教研活動

第3回教育研究員会(支部研究部長会)の開催

8月27日(火)

 第3回教育研究員会(支部研究部長会)を開催しました。

 教育研究局長の開会挨拶の後、研究部長の司会で協議に移りました。

 まず、11月7日(木)に宇和島市立明倫小学校と宇和島市立城南中学校を会場に開催する第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)の運営等について検討と確認を行いました。指名参加者の皆様には、9月中旬頃に各支部研究部長から案内文書が届きますので、御確認ください。また、今回から次期の研究構想についても協議を開始し、来年度に予定される第52回愛媛県教育研究大会(統一大会)の開催要項を検討しました。

 次に、第57回教育研究論文の応募処理について確認しました。今回の募集につきましては、後日、各支部研究部長より各校に案内の文書を送らせていただきます。また、先日各校にお届けしました「第56回教育研究論文集」や愛教研グループウェアにも募集要項や昨年度の入賞論文を掲載しておりますので、御参照ください。会員の皆様からの多数の御応募を期待しています。

 最後に、来年度の「研究の手引」の作成に向けて、研究主題・ねらいの改正に関する各支部の希望調査について検討しました。この件につきましては、後日、各支部研究部長より、各支部教科等委員長・専門研究委員の方に依頼する文書が届きますので、御協力をお願いいたします。

教育情報研究会(情報宣伝部 第2回部長研修会)の開催

8月23日(金)

  各支部の情報宣伝部長が参集し、午前中開催の教育法令研修会に引き続き、第2回部長研修会を実施しました。まず、9月26日(木)開催予定の「教育座談会」の内容・運営・準備等について協議しました。

 今年度のテーマは「地域とともにある学校を目指して -コミュニティ・スクールを導入した学校づくり-」。社会総掛かりでの教育の実現が求められている中、様々な立場の講師から、コミュニティ・スクールを導入した学校づくりについての御意見を伺い、今後の「地域とともにある学校づくり」を推進するための、教職員の資質・能力の向上に資する場とすることが、開催の趣旨です。今年度は、法制情報局法制対策部及びへき地・地域教育部の各支部部長も参加し、文教会館大ホール開催の法制情報局のビッグイベントとなります。

 今回は、5月23日の第1回常任部員研修会、7月11日の第2回常任部員研修会などでの審議・協議を経て、教育座談会の実施計画、講師への派遣依頼、進行案、会場図、さらには、事後に、内容の詳細を掲載する愛教研「教育情報」の編集計画について、綿密な話合いを行いました。また、情報宣伝部長が中心となり、効率的な記録・編集の仕方について、主体的に研修を重ねました。

 最後に、「教育情報」の編集について、次号394号からの執筆者への原稿依頼の仕方を再確認し、全員で共通理解しました。情報宣伝部は、多くの時間と地道な努力を要する活動ですが、引き続き、「会員からの声を集め、届ける」という大切な務めを担い、誠実に堅実に歩んでいきたいと思います。会員の皆様方の御理解と御協力をお願いします。

 

教育法制研究会(法制対策部 第2回部長研修会)の開催

8月23日(金)

 各支部の法制対策部長が参集し、午前中開催の教育法令研修会に引き続き、第2回部長研修会を実施しました。まず、令和6年度「対県要望活動」推進の概要、「令和6年度の要望」(案)、第1回いっせい職場集会の実施方法などについて再確認しました。

 次に、第1回いっせい職場集会の集計結果について審議しました。来る9月下旬に、愛教研会長、法制情報局長、事務局長によって、「対県要望」について県との折衝を行う予定ですが、その際に用いる折衝用の資料を作成しました。作成の仕方としては、四つのグループに分かれ、各要望内容について、多くの「各支部から声(意見)」を整理し、簡潔な言葉にまとめました。3時間にわたり熱心に審議及び資料作成を行い、県教委義務教育課長へ直接渡すものが出来上がりました。

 最後に、第3回部長研修会の実施方法(メール意見交換)や、教育を語る会、支部職場代表者会の実施及び進捗状況等について、意見・情報交換しました。

 各支部部長の声として、「要望案に対する、支部の会員の声を確実に集め、まとめることに尽力する」ことや、「なかなか要望どおりにならなくとも、繰り返し、会員の声を大切にし、県に伝え続けていく」ことなどが挙がり、共通理解しました。

 法制対策部は、引き続き、会員のために真摯に堅実に活動し、「支部の声の代弁者」たる務めを果たしていきたいと思います。来年1月には、「令和6年度要望に対する県からの回答」を受けて、各支部で第3回いっせい職場集会を実施する予定です。会員の皆様方の御理解と御協力をお願いします。

 

令和6年度 教育法令研修会の開催

8月23日(金)

 法制情報局の法制対策部と情報宣伝部合同で、令和6年度教育法令研修会を愛媛文教会館で開催しました。講師として愛教研顧問弁護士をお招きし、「『学校教育と法律』~判例等に学ぶ~」と題して、御講話・御指導いただきました。

 「子どもを取り巻く諸問題、保護者からのクレーム」「危機管理、学校事故等への対応」などについて、基本的な心構えやポイントを御示唆いただき、支部から寄せられた質問事項一つ一つに法的根拠を明確にしながら回答・解説していただきました。校外での問題行動、児童生徒間・保護者間トラブル、学校への不審者侵入対応、管理職や担当教員の弁済等、学校が直面している様々な問題に対して、弁護士という立場からの見解を具体的に述べていただき、大変有意義な研修となりました。

 受講者からは、「法的な観点から、学校として責任を問われることと問われないことを分かりやすく説明していただき、大変勉強になった。保護者への対応の在り方も明快で、今回の話の内容を、学校側が知っているのと知らないのとでは、対応に大きな違いが出ると思う」「顧問弁護士先生に、判例を基に詳しくお話いただき、自分の学校でもあることとだと、自分事として捉えることができた。学校現場にいると、法律から離れているように感じたが、今回の話を聞き、とても関係があるという認識に変わった」等、貴重な学びを喜ぶ声が多々寄せられました。

 本研修会で得た貴重な学びや情報を、愛教研会員向けの「愛教研グループウェア」にてオンデマンド配信しています。会員の皆様、どうぞ御覧ください。

 

第2回研究指定校研究協議会・教育研究委員会(常任部員会)の開催

8月23日(金)

 愛媛大学のアドバイザーの皆様、研究指定校の宇和島市立明倫小学校と宇和島市立城南中学校の発表者の先生方に御出席いただき、第2回研究指定校研究協議会・教育研究委員会(常任部員会)を開催しました。教育研究局長の挨拶の後、まず、第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)の運営や準備等について確認をしました。次に、研究指定校の研究発表がありました。これは、発表大会当日の全体会における研究発表のリハーサルになります。両校とも、二年間の研究の取組や成果・課題について充実した内容になっており、参加者から研究の質的なレベルの高さに感心する声が上がっていました。愛媛大学のアドバイザーの皆様からは、「深い学び」を具現化するための研究のポイントや効果的なまとめ方について、示唆に富んだお話をいただきました。本日の会で、発表大会当日の研究発表や公開授業がますます楽しみになってきました。各支部からの指名参加者をはじめ会員の皆様、11月7日開催の発表大会が2年サイクル6年スパンの研究の集大成となりますことを御期待ください。

青年教職員研修会(INGプロジェクト)の開催

 青年部では、東・中・南予ブロック別に青年教職員研修会(INGプロジェクト)を実施し、親睦と情報交換を図るとともに、地域の特性を生かした活動を体験し、教職員の資質向上に努めています。ブロック別に輪番制で担当支部を決め、企画運営を行っています。

<東予青年教職員研修会>

令和6年8月9日(金)

 今治・越智支部が担当し、しまなみ海道サイクリング、来島海峡潮流体験、海鮮バーベキューを行いました。晴天に恵まれ、美しい海を眺めながら快適なサイクリングを行うことができました。潮流体験では、来島海峡の急流を見て自然の偉大さに感動するとともに、村上海賊の歴史について学びました。体験を通して、瀬戸内海の自然や文化のすばらしさについて学ぶ良い機会となりました。活動の最後は、海鮮バーベキューです。現地の新鮮な海の幸をいただきながら、東予の青年教職員同士で交流し、絆を深めた一日でした。

 

 

 

 

 

 

<中予青年教職員研修会>

令和6年8月7日(水)

 上浮穴支部が担当しました。久万高原町の特色を味わってもらえる内容にしたいという思いから、久万高原町ふるさと旅行村でツリートレッキングの体験活動を行いました。ツリートレッキングとは、木の上のワイヤーやはしごを渡って木から木への空中散歩が楽しめるアクティビティです。難易度が上がるにつれて笑顔は消えていきましたが、全員全コースをクリアしました。真夏の昼間でしたが、山の中の日陰ということもあって快適に活動をすることができました。普段交流することの少ない他支部の先生方と親睦を深めることができ、INGプロジェクトの良さを実感できました。

 

 

 

 

 

 

 <南予青年教職員研修会>

令和6年8月20日(火)

 大洲支部が担当して、ブドウ狩りを行いました。大洲や内子はブドウが美味しいところとして有名です。そこで、旬の味覚であるブドウ狩りをする中で、会員相互の親睦を深めようと計画を立てました。参加者は、誰よりも甘く美味しそうなシャインマスカットを真剣に探し、収穫して味わっていきました。活動の中で、他支部の先生方と交流を深めることができ、他支部の取組などを知ることができました。地域の魅力に触れることで、より一層地域のすばらしさを感じることができました。

 

 

愛教研ピラティス教室

8月21日(水)

福利厚生局の夏休み最後の行事、愛教研ピラティス教室を実施しました。

講師の宮﨑ふみ先生に、明るく元気な声で分かりやすく解説していただきながら、気持ちよく運動することができました。

グループウェア掲示板に講師の先生の動画をアップしています。ぜひご覧いただき、実践してみてください。

  

四年目研修会(四年目絆プロジェクト)の開催

8月6日(火)

 国立大洲青少年交流の家で、四年目研修会を開催しました。この研修会は、「採用から4年目の教職員同士が親和を深め、会員の資質向上と、相互の連帯意識の高揚及び組織活動の活性化を図る」ことを目的に行っています。今回は、愛媛県高等学校教職員組合から4名の先生方も参加し、33名で活動しました。活動内容は、自己紹介を兼ねた四年目のつぶやき、仲間づくりのレクリエーション(カプラブロック)、野外炊事(カレー)、ニュースポーツ(ボッチャ、ソフトバレーボール)でした。

 参加者からは、「私たちの同期は、採用されたときはコロナ禍の真っ最中であったため、今回このように直接触れ合い、語り合い、遊べたことは本当に貴重な体験となった。」「東・中・南予を越え、更に校種の枠を越えて、このように仲を深めることができたのは、青春の金の思い出となった。ここでの出会いを糧に、学校に戻ってから、仕事にまい進していきたい。」「今日の研修会に参加して、同期といろいろな話をしたり、活動したりすることができた。同じ時間を共に過ごす中で交流を深めることができ、とても楽しい思い出を作ることができた。こんなに面白い同期がいるの だとうれしい気持ちになるとともに、これからも負けずに頑張っていきたいと前向きな気持ちになることができた。参加してよかった。」など、充実した時間を過ごせたという感想が寄せられました。

 ゆっくり時間を過ごせる夏休みの一日を、同期と一緒に過ごし共に活動することは、次の仕事への活力につながっているようでした。そして、この研修会で深めた絆を今後もつなげていきたいという思いを強くしていました。

第51回教育文化講演会

8月7日(水)

第51回教育文化講演会を、愛媛県生涯学習センターの県民小劇場で開催しました。講師には、歌手の木山裕策さんをお招きし、「がんが教えてくれたこと」~自分に向き合って見つけた夢~と題して、御自身の人生を語っていただきました。自分を信じることの大切さや「たとえ失敗しても、チャレンジし続ける姿を子どもたちに見せていきたい」という思いを熱く語っていただきました。後半はミニコンサートとして、「home」を初めとして6曲の歌を披露していただきました。会場も盛り上がり、感動のある講演会となりました。

  

 

令和6年度 青壮年教職員夏季合同研修会・壮年教職員研修会の開催

8月1日(木)

 午前中は、青年部と壮年部が一堂に会して青壮年教職員夏季合同研修会を開催しました。

 脳力開発トレーニング「イプラスジム松山」代表をお招きし、「視機能トレーニング~勉強・スポーツの土台を育てるビジョントレーニング~」と題した体験型研修を行いました。受講者からは、「視機能トレーニングについて現在担任している生徒のことをイメージしながら参加できた。なぜ、そんな行動をするのかビジョンの視点でも見ていきたい。」「大変勉強になった。子どもたちを見るときの視点が増えたので、生徒にいつもと違うアプローチをしたり、部活動でも違う指導をしたりできると感じた。」「子どもだけでなく、自分自身にとっても大変役に立つ内容だった。体験活動、ワークショップを取り入れていただき、時間があっという間に過ぎた。教職員とも是非共有して、子どもたちの指導や支援に役立てていきたい。」など、興味深く、学びの多い講演だったという感想が多く寄せられました。視機能を高めることが自分認識力や空間認識力の向上につながり、学びの土台となることを理解することができた研修となりました。

 グループ協議では、講演の内容や支部活動、学校の現状や取組などについて情報交換しました。「他支部の先生と交流して、その違いがとても面白かった。」「体験的な講演に加え、先輩方の話が聞け、2学期以降も前向きに教育活動に当たろうと思えた。」などの感想が聞かれ、貴重な時間となりました。

 午後からは壮年教職員研修会を開催しました。講演は、「激甚化する自然災害における教育の役割~西日本豪雨災害の教訓~」という演題で、一般社団法人コミスクえひめ代表理事で元中学校長のお話を伺いました。受講者からは、「災害はいつやってくるか分からず、他人事ではないと思う。自分が勤める学校が避難所になることも考えながら話を聞いた。命と心を守るためにどうするのか学ぶことができてよかった。」「『守られた心をどうつなぐか』の中で、生徒たちが自分たちのことよりも、地域や地域の人のために考え、動くことができているのがすごいと思った。ピンチをチャンスにし、人として成長できている。」「『つながる』ことの大切さを改めて感じる時間となった。命、友達同士、家族、学校、地域がつながり、未来へ笑顔をつなげる。自分にできることを考えなければならないと感じた。子どもたちの思いをしっかり聞きたい。」など、「子どもたちのために」という核がぶれない取組、子どもを信じ、任せ、見守る取組に感動したという感想が寄せられました。災害を学校や教育の視点で語られた講演は、受講者の心に残り、未経験の事態が起こったときに自分はどう行動するかなど考えさせられるものとなりました。