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2024年8月の記事一覧

青年教職員研修会(INGプロジェクト)の開催

 青年部では、東・中・南予ブロック別に青年教職員研修会(INGプロジェクト)を実施し、親睦と情報交換を図るとともに、地域の特性を生かした活動を体験し、教職員の資質向上に努めています。ブロック別に輪番制で担当支部を決め、企画運営を行っています。

<東予青年教職員研修会>

令和6年8月9日(金)

 今治・越智支部が担当し、しまなみ海道サイクリング、来島海峡潮流体験、海鮮バーベキューを行いました。晴天に恵まれ、美しい海を眺めながら快適なサイクリングを行うことができました。潮流体験では、来島海峡の急流を見て自然の偉大さに感動するとともに、村上海賊の歴史について学びました。体験を通して、瀬戸内海の自然や文化のすばらしさについて学ぶ良い機会となりました。活動の最後は、海鮮バーベキューです。現地の新鮮な海の幸をいただきながら、東予の青年教職員同士で交流し、絆を深めた一日でした。

 

 

 

 

 

 

<中予青年教職員研修会>

令和6年8月7日(水)

 上浮穴支部が担当しました。久万高原町の特色を味わってもらえる内容にしたいという思いから、久万高原町ふるさと旅行村でツリートレッキングの体験活動を行いました。ツリートレッキングとは、木の上のワイヤーやはしごを渡って木から木への空中散歩が楽しめるアクティビティです。難易度が上がるにつれて笑顔は消えていきましたが、全員全コースをクリアしました。真夏の昼間でしたが、山の中の日陰ということもあって快適に活動をすることができました。普段交流することの少ない他支部の先生方と親睦を深めることができ、INGプロジェクトの良さを実感できました。

 

 

 

 

 

 

 <南予青年教職員研修会>

令和6年8月20日(火)

 大洲支部が担当して、ブドウ狩りを行いました。大洲や内子はブドウが美味しいところとして有名です。そこで、旬の味覚であるブドウ狩りをする中で、会員相互の親睦を深めようと計画を立てました。参加者は、誰よりも甘く美味しそうなシャインマスカットを真剣に探し、収穫して味わっていきました。活動の中で、他支部の先生方と交流を深めることができ、他支部の取組などを知ることができました。地域の魅力に触れることで、より一層地域のすばらしさを感じることができました。

 

 

愛教研ピラティス教室

8月21日(水)

福利厚生局の夏休み最後の行事、愛教研ピラティス教室を実施しました。

講師の宮﨑ふみ先生に、明るく元気な声で分かりやすく解説していただきながら、気持ちよく運動することができました。

グループウェア掲示板に講師の先生の動画をアップしています。ぜひご覧いただき、実践してみてください。

  

四年目研修会(四年目絆プロジェクト)の開催

8月6日(火)

 国立大洲青少年交流の家で、四年目研修会を開催しました。この研修会は、「採用から4年目の教職員同士が親和を深め、会員の資質向上と、相互の連帯意識の高揚及び組織活動の活性化を図る」ことを目的に行っています。今回は、愛媛県高等学校教職員組合から4名の先生方も参加し、33名で活動しました。活動内容は、自己紹介を兼ねた四年目のつぶやき、仲間づくりのレクリエーション(カプラブロック)、野外炊事(カレー)、ニュースポーツ(ボッチャ、ソフトバレーボール)でした。

 参加者からは、「私たちの同期は、採用されたときはコロナ禍の真っ最中であったため、今回このように直接触れ合い、語り合い、遊べたことは本当に貴重な体験となった。」「東・中・南予を越え、更に校種の枠を越えて、このように仲を深めることができたのは、青春の金の思い出となった。ここでの出会いを糧に、学校に戻ってから、仕事にまい進していきたい。」「今日の研修会に参加して、同期といろいろな話をしたり、活動したりすることができた。同じ時間を共に過ごす中で交流を深めることができ、とても楽しい思い出を作ることができた。こんなに面白い同期がいるの だとうれしい気持ちになるとともに、これからも負けずに頑張っていきたいと前向きな気持ちになることができた。参加してよかった。」など、充実した時間を過ごせたという感想が寄せられました。

 ゆっくり時間を過ごせる夏休みの一日を、同期と一緒に過ごし共に活動することは、次の仕事への活力につながっているようでした。そして、この研修会で深めた絆を今後もつなげていきたいという思いを強くしていました。

第51回教育文化講演会

8月7日(水)

第51回教育文化講演会を、愛媛県生涯学習センターの県民小劇場で開催しました。講師には、歌手の木山裕策さんをお招きし、「がんが教えてくれたこと」~自分に向き合って見つけた夢~と題して、御自身の人生を語っていただきました。自分を信じることの大切さや「たとえ失敗しても、チャレンジし続ける姿を子どもたちに見せていきたい」という思いを熱く語っていただきました。後半はミニコンサートとして、「home」を初めとして6曲の歌を披露していただきました。会場も盛り上がり、感動のある講演会となりました。

  

 

令和6年度 青壮年教職員夏季合同研修会・壮年教職員研修会の開催

8月1日(木)

 午前中は、青年部と壮年部が一堂に会して青壮年教職員夏季合同研修会を開催しました。

 脳力開発トレーニング「イプラスジム松山」代表をお招きし、「視機能トレーニング~勉強・スポーツの土台を育てるビジョントレーニング~」と題した体験型研修を行いました。受講者からは、「視機能トレーニングについて現在担任している生徒のことをイメージしながら参加できた。なぜ、そんな行動をするのかビジョンの視点でも見ていきたい。」「大変勉強になった。子どもたちを見るときの視点が増えたので、生徒にいつもと違うアプローチをしたり、部活動でも違う指導をしたりできると感じた。」「子どもだけでなく、自分自身にとっても大変役に立つ内容だった。体験活動、ワークショップを取り入れていただき、時間があっという間に過ぎた。教職員とも是非共有して、子どもたちの指導や支援に役立てていきたい。」など、興味深く、学びの多い講演だったという感想が多く寄せられました。視機能を高めることが自分認識力や空間認識力の向上につながり、学びの土台となることを理解することができた研修となりました。

 グループ協議では、講演の内容や支部活動、学校の現状や取組などについて情報交換しました。「他支部の先生と交流して、その違いがとても面白かった。」「体験的な講演に加え、先輩方の話が聞け、2学期以降も前向きに教育活動に当たろうと思えた。」などの感想が聞かれ、貴重な時間となりました。

 午後からは壮年教職員研修会を開催しました。講演は、「激甚化する自然災害における教育の役割~西日本豪雨災害の教訓~」という演題で、一般社団法人コミスクえひめ代表理事で元中学校長のお話を伺いました。受講者からは、「災害はいつやってくるか分からず、他人事ではないと思う。自分が勤める学校が避難所になることも考えながら話を聞いた。命と心を守るためにどうするのか学ぶことができてよかった。」「『守られた心をどうつなぐか』の中で、生徒たちが自分たちのことよりも、地域や地域の人のために考え、動くことができているのがすごいと思った。ピンチをチャンスにし、人として成長できている。」「『つながる』ことの大切さを改めて感じる時間となった。命、友達同士、家族、学校、地域がつながり、未来へ笑顔をつなげる。自分にできることを考えなければならないと感じた。子どもたちの思いをしっかり聞きたい。」など、「子どもたちのために」という核がぶれない取組、子どもを信じ、任せ、見守る取組に感動したという感想が寄せられました。災害を学校や教育の視点で語られた講演は、受講者の心に残り、未経験の事態が起こったときに自分はどう行動するかなど考えさせられるものとなりました。