今日の愛教研活動
第45回公立小中学校栄養教諭・学校栄養職員研究大会の開催
10月29日(水)
大会主題「深めよう 心と体を育む食教育」の下、第45回公立小中学校栄養教諭・学校栄養職員研究大会が開催されました。まず、大阪母子医療センター栄養管理室長の西本裕紀子先生から「健康課題を抱える子どもの食支援」と題して、管理栄養士の立場から、日々の栄養食事指導から見える基礎疾患を有する子どもたちへの支援の在り方等について御講演をいただきました。続いて、松山市立桑原小学校栄養教諭の木下 葵先生から「児童の実態に応じた職に関する指導と学校給食の管理」と題して、実践発表をしていただきました。「味覚教育」を核とした食育への取組について、給食や家庭生活につながる教科指導における具体的な実践について述べていただきました。最後に愛媛県教育委員会保健体育課指導主事の折井智栄先生から「学校における職の健康課題」と題して指導講話をしていただきました。食物アレルギー対応、食に関する指導の全体計画を中心に御指導していただきました。オンライン配信での参加も含め、県内120名ほどの栄養教諭、養護教諭の先生方が熱心に講演や発表に耳を傾け、有意義な研究大会となりました。
第58回青年教職員研究大会の開催
10月25日(土)
青年教職員研究大会が、「私の生きがい・働きがい」のテーマの下、「学校教育活動の中核を担う青年教職員としての資質向上に努め、愛媛教育の未来を展望し、そのあるべき姿を求める」ことを目的に開催されました。
組織局次長の開会挨拶の後、令和7年度の7月から8月に実施した青年部活動(INGプロジェクト、四年目研修会)の報告を行いました。開催地の特色が生かされた活動、参加者同士の交流が図られた活動が展開されていました。
次に、ワークショップが行われました。ワークショップのテーマは以下のとおりです。
①「子どもが動き出す!楽しく学べるリズムトレーニング」
②「簡単で奥が深い。シアターゲームから学ぶコミュニケーションのヒント」
③「ゴスペルをうたおう~君は愛されるため生まれた~」
ワークショップについて、参加者からは、「とても楽しめたし、今後の学級経営のヒントとなるものを得ることができました。教育以外の分野だからこそ、たくさん学べたと思います。」「いろいろな分野で活躍されている方のお話が聞け、世界が広がり良かったです。」「体験したことがないワークショップばかりで、とても楽しく新鮮な気持ちで取り組めました。明日からでも、子どもたちと取り組めそうなものばかりで勉強になりました。子どもたちと一緒にやってみたいと思います。」「ワークショップを通して、子どもたちとの日頃の関係づくりの大切さ、楽しく学べる工夫など、新たに引き出しが増えたように思います。」など、交流を楽しみつつ、現場で生かせる知識を身に付けられる会だったという感想が多く寄せられました。
ワークショップ後のグループトークの時間は、受講者によるゴスペルの披露とリズムトレーニングの実演を行いました。その後、短い時間でしたが、それぞれが体験したことや思ったことなどについて情報共有をしました。活動内容や学んだことを伝える中で、参加者同士の交流も深めました。
「わたしたちの愛教研」第2回編集委員研修会の開催
10月17日(金)
愛教研では、「わたしたちの愛教研」(リーフレット)を毎年作成しています。このリーフレットは全会員に配付されるとともに、外部の方などに愛教研の組織や活動について深く理解していただくために活用されます。そのため、愛教研組織のことが一目で分かるリーフレットであることが大切と考えています。
それを踏まえ、第2回編集委員研修会では、令和8年度版の表紙案や構成案、内容について協議しました。また、令和7年度の愛教研活動の写真から、研修会の様子がよく伝わるものを選定していくなど、リーフレットの目的が達成できるよう積極的に意見が交わされました。令和8年度版も、愛教研の目的・性格・使命・組織・活動内容がしっかりと伝わるリーフレットになるよう編集作業を進めていきます。
第2回研究集録編集委員会の開催
9月26日(金)
研究集録編集委員(教育研究局の編集部長・副部長、研究部長、松山支部の編集部長・副部長)が参集し、第52回愛媛県教育研究大会(統一大会)の研究集録の初校を行いました。
2~3名の三つのグループで原稿を分担し、愛教研の表記に揃えることや表現の修正を提案することなどを中心に、全ての原稿の校正を行いました。今回の初校の原稿を執筆者に届け、確認していただいて初校が終了となり、二校用の原稿が出来上がります。その後、研究集録編集員が初校の修正箇所を確認して二校終了となり、印刷・製本に移ります。
今回の研究集録は、教育研究局長の基調提案や研究指定校の東温市立川上小学校と東温市立川内中学校の研究推進計画の報告、愛媛大学アドバイザーの先生の助言と講演、参加者の感想などを掲載し、統一大会の様子を記録としてまとめたものになります。12月上旬には発送作業を行いますので、会員の皆様のお手元に届きましたら、ぜひ御一読ください。
第3回教育研究委員会(支部研究部長会)の開催
8月26日(火)
各支部の研究部長が参集し、以下の内容について協議・確認しました。
① 第52回愛媛県教育研究大会(統一大会)の報告と反省について
② 第53回愛媛県教育研究大会(発表大会)の開催要項と支部別参加者数について
③ 第58回教育研究論文の応募処理について
④ 令和8年度用「研究の手引」に係る研究の主題・ねらいの改正希望の取りまとめについて
⑤ 愛媛大学教育学部との連携に関する調査について
これらのうち、④の教育研究論文につきましては、近日中に各支部の研究部長から各校に応募の詳細が案内されます。多くの会員の方が御応募くださることを願っています。なお、応募要領や原稿作成要領は、6月末に各校に配付しました「第57回教育研究論文集」や愛教研グループウェアに掲載していますので御確認ください。
また、⑤につきましては、令和8年度「研究の手引」の発行に向けて、各支部の教科等委員長と専門研究委員の皆様が中心になって、本年度の研究の主題や研究のねらいを御検討いただき、改正の希望を取りまとめていただきます。後日、各支部の研究部長から依頼がありますので、御協力をお願いいたします。