今日の愛教研活動
愛教研「教育情報」の編集 ~法制情報局情報宣伝部第4回編集小委員会の開催
2月4日(木)
愛教研「教育情報385号」(令和7年5月30日発行予定)の編集・校正を行いました。本会のメンバーは、局長、部長、中予教育事務所管内の部員である校長、教頭です。
本号は、次年度の5月の定期総会後に発行するものです。ですから、定期総会本番の内容以外の文章の推敲や加筆修正等を行いました。その中の「みんなの広場」と「各地だより」の欄には、毎号六つの原稿が、各支部の情報宣伝部長の手配・推敲・執筆等によって寄せられます。編集・校正に当たり、表記については、「令和6年度愛教研の表記について」(愛教研教育情報編集委員会、愛教研グループウェア「文書共有08」に掲載。)に倣って修正します。内容・表現については、執筆者の思いや考えを尊重しながら、よりよく伝わるように努めています。今日が今年度最終の編集委員会でしたが、今回も委員はさすがの集中力で熱心な仕事ぶりでした。このようにして、今年度も、「速報」を含め六つの「教育情報」の編集・発行に尽力できました。
愛教研会員の皆様、今後とも、愛教研「教育情報」を楽しくお読みいただければ幸いです。情報宣伝部は、多くの時間と地道な努力を要する活動ばかりですが、「会員からの声を集め、届ける」という大切な務めを担い、誠実で堅実な事業推進に励んでいます。会員の皆様方、御理解と御協力をお願いします。
愛媛県PTA連合会との教育懇談会の開催
2月1日(土)
愛媛県PTA連合会の皆様との教育懇談会を開催しました。愛教研からは、16名の理事が参加しました。コミスクえひめ代表理事の西村久仁夫先生から「これからの学校と地域」と題して、御講演をいただきました。コミュニティ・スクールと地域学校協働活動で目指すこれからの学校と地域の在り方について、様々な事例を交えて分かりやすくお話しいただきました。その後、6つのグループに分かれ、それぞれの地域の状況や課題について情報交換を行いました。話合いも大いに盛り上がり、有意義な時間を過ごすことができました。
令和6年度 評議員会の開催
2月1日(土)
令和6年度評議員会を開催しました。会長挨拶の後、各局長から本年度の活動についての報告がなされました。続いて、補正予算についての提案があり、承認されました。意見交換では、旅費振込手数料有料化への対応及び創立65周年記念誌の発刊についての説明がありました。
へき地・地域教育研究会(へき地・地域教育部 第3回部長研修会)の開催
1月31日(金)
各17支部のへき地・地域教育部長が集い、第3回部長研修会を開催しました。本会には、次年度開催する「愛媛県へき地・地域教育研究大会」の会場校である美川小学校・美川中学校の両校長にも御参加いただきました。
確認及び協議事項では、まず、令和7年10月31日(金)に開催する「令和7年度愛媛県へき地・地域教育研究大会(美川大会)」に向けて、大会実施計画(開催要項)、運営・研修計画(開催までのスケジュール)等を検討しました。現時点での運営計画案を基に活発な意見交換がなされ、会場校及び各支部部長の「あらゆる面で良い大会にしよう」という意気込みが感じられる、建設的な話合いとなりました。続いて、本年度の実施事業の編成を行った後、「令和7年度『研究の手引』(案)及び行事計画」を確認し、次年度の事業実施について共通理解しました。
報告事項では、「全国へき地教育研究大会岡山大会」に参加した部長等から成果等について報告がありました。研究推進部長からは、「全へき連秋季大会参加」「愛媛県の研究活動状況」について、また、調査対策部長からは、「令和6年度愛媛県小中学校へき地校調査」について、詳細な説明がありました。
さらに、研究集録『愛媛のへき地・地域教育』(第55号)の配付計画及び次年度案等について確認し、引継ぎ等について共通理解しました。
最後に、各支部の情報交換をすることによって、他地域での活動の様子を知ることができ、今回も充実した会となりました。次年度もへき地・地域教育部は、地域教育の推進と学習指導の更なる深化・充実を目指して、一致団結して精進していく所存です。会員の皆様方の御理解と御協力をお願いします。
第4回教育研究員会(支部研究部長会)の開催
1月31日(金)
第4回教育研究員会(支部研究部長会)を開催しました。
教育研究局長の開会挨拶の後、「学力向上に取り組む先進地視察事業」の一環で、熊本県髙森町における令和6年度文部科学省委託「リーディングDXスクール事業」の公開授業に参加した西宇和支部研究部長から、研修報告がありました。高森町では、小中学校と義務教育学校の3校が「自立した学習者の育成」のテーマの下、約10年間の教育改革を進めており、重点的に育成する資質・能力を「1 選択・自己決定」「2 意図を持った協働」「3 次に生かす振り返り」として成果を上げている様子が紹介されました。特に、子どものICTスキルが高く、一人一人に任せる(委ねる)学習によって学力が上がっていることなどが、高森町に継続的に関わっている大学教授などの有識者から高く評価されているとのことでした。
その後、研究部長の司会進行によって協議に移りました。まず、教育研究局長から、本年度の教育研究局の活動に関して、第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)、教育研究局(研究部関係)事業、第57回教育研究論文応募状況、及び支部研究活動補助金支出状況の報告がありました。
次に、来年度の教育研究局教研局研究活動の計画に関して、令和7年度用「研究の手引」に掲載の「愛媛県教育研究大会の研究推進について」と「授業モデルの見直し案」、第52回愛媛県教育研究大会(統一大会)の推進計画、支部研究活動補助金、先進地視察事業、及び第58回教育研究論文募集要項案について協議・確認しました。
さらに、事務局長から、来年度の郡市教科等委員長会への派遣数を、各支部の学校数や会員数の実態に応じて削減する方向で県教科等委員長や支部長など協議を重ねていくことが説明されました。これを受け、来年度の郡市教科等委員長・専門研究委員会の開催について協議し、専門研究委員会代表委員選出・支部別代表委員の割当を決定しました。
今回の支部研究部長会によって、本年度の教育研究局の研究活動の成果と課題を確認するとともに、来年度の教育研究局の研究活動の見通しを持つことができました。なお、今回の支部研究部長会は、本年度の最終回になりました。各支部研究部長の方々には、1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
資質向上のための青年・壮年教職員合同研修会の開催
1月30日(木)
資質向上のための青年・壮年教職員合同研修会が開催されました。
前半の合同研修会では、愛媛県教育研究協議会副会長から「学校におけるミドルリーダーシップ」のテーマの下、講話がありました。今回研修会に参加した支部青年・壮年部長は、各校においてもミドルリーダーとして重要な役割を担っています。それだけに、ミドルリーダーに必要な力は何か、学校という組織の中でどのような機能を果たすべきかという観点からの講話は、各々の立場で自身のミドルリーダー像の構築に向けて考える大切な機会となりました。
次に、ジョブカフェ愛workの事業企画開発グループディレクター キャリアコンサルタント様より「愛媛の若者の実態~地域に根ざしたキャリアを選ぶ若者の傾向~」というテーマの下、御講話をいただきました。「若年女性実態調査」で見られた県内在住者と県外在住者の「人生観・仕事観に現れた価値観の違い」から、“情報に触れる・知る機会”や“つながる機会”を設けるなど、教育の場でどのようなことができるか御提案くださいました。また、就職支援の現場で感じる愛媛の若者の課題から、“自分を知る機会(自己理解)”の重要性を強調され、そのための具体策も御提案くださいました。
その後、壮年部・青年部の一年間の活動の成果と課題が担当者から報告されました。どの活動も、壮年部と青年部の連携の下、会員のニーズに応え会員意識の高揚を図る研修会、参加者同士の交流を目的とした体験活動を軸とした研修会となっていました。
後半は、部会別研修で、壮年部と青年部に分かれ、令和7年度の活動について企画・検討をしていきました。今年度の成果と課題を踏まえ、よりよい研修ができるよう内容の工夫、検討がなされました。
第2回編集部長研修会の開催
1月23日(木)
第2回編集部長研修会を開催しました。
教育研究局長から、「生成AIを活用することが多いですが、ChatGPTに書いているからその内容や言葉をベースにするなどのように、主従が逆転しないようにしていくことが大切です。愛教研では、「愛媛の教育」など印刷物を作成していますが、書物を作る意義を忘れないようにしたいです。執筆に費やす時間が多い分、言葉の一つ一つに執筆者の思いが詰まっています。その思いを想像して読んでいきたいです。デジタル化が進んでいる中でも、書物を手に取って読む意義を忘れないようにしたいものです。」と挨拶がありました。その後、今年度の事業報告と、来年度の事業計画について検討をしました。
情報交換では、各支部が編集・発行している情報誌の紹介とともに、編集部活動の工夫や課題について意見が出されました。どの支部も、支部の状況を鑑みて、研修や教職員のつながりを大切にした内容を充実させ、魅力ある広報誌の編集に努めていました。
また、令和7年度は、愛教研創立65周年を迎えることを受けて、編集部が中心となって記念誌を作成します。そこで、この研修会において記念誌の内容や今後のスケジュールについて確認をしました。「これまでの愛教研の歩みを振り返り、将来への布石になる」記念誌の作成に努めていきます。
次年度も、記念誌の作成を含め、実践研究的な面を主体とした総合誌の編集・発行に取り組みます。
第2回研究集録編集委員会の開催
1月17日(金)
教育研究局の研究部と編集部、及び松山支部の編集部から編集委員が参集し、「第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)研究集録」の原稿の初校を行いました。
今後、2月に二校を行い、3月中旬に各校に配付する予定です。この研究集録には、11月に宇和島市立明倫小学校と宇和島市立城南中学校を会場に開催された第51回愛媛県教育研究大会(発表大会)での公開授業や研究発表、県教科等委員長や愛媛大学のアドバイザーの先生からの指導助言や講話など、「深い学び」の実現を目指す上での効果的な実践や情報が満載です。お手元に届きましたら、ぜひ御一読ください。
令和7年度用「研究の手引」作成委員会の開催
1月16日(木)
エスポワール愛媛文教会館の大ホールにおいて、令和7年度「研究の手引」作成委員会を開催しました。助言者として愛媛県教育委員会と愛媛県総合教育センターから31名の方々がお越しくださり、愛教研からは各教科等・専門研究委員長と関係する4部の部長、及び幹事等の約60名が参加しました。
まず、全体会では、愛教研会長の開会挨拶の後、愛媛県教育委員会義務教育課の総括担当係長様から、現在の教育の重点や今後の動向、及び生成AIの活用究に関わる講話をいただきました。また、愛教研教育研究局長からは、来年度から始まる第15期2年サイクルの研究推進の内容や留意事項等、及び「授業改善の視点・具体的な方策」カードの改善について説明がありました。
その後の分科会では、各教科等・専門研究委員会と各部に分かれ、原稿審議を行いました。この原稿は、それぞれの来年度の研究主題や研究のねらい、研究の視点等について、各支部からの改善要望も踏まえて、委員長と幹事が中心になって検討・作成したものです。この原稿を基に、担当の指導者の皆様に来年度の研究について説明するとともに、指導者の皆様から指導・助言をいただきました。
今後、校正の作業を経て、3月中旬には完成し、来年度早々には会員の皆様のお手元に届くようにいたします。今回編集する「研究の手引」が、各校や会員の皆様の研究の一助になることを願っています。
第2回県教科等・専門研究委員長会の開催
1月16日(木)
各教科等委員長と専門研究委員長が参集し、協議を行いました。
まず、本年度の各教科等・専門研究委員会の研究活動(研究会実施状況、研究成果刊行物、研究組織負担金支出状況、愛媛大学教育学部との連携等)について、各委員長から報告がありました。
次に、教育研究局研究部長から、来年度からの第15期愛媛県教育研究大会の研究主題や研究計画、及び統一大会の開催要項について説明がありました。
また、事務局長からは、第11回調査・検証委員会の報告に基づき、各支部の教科等・専門研究委員会の代表選出の在り方や銀行振込手数料の有料化に伴う対応等について説明があり、意見交換を行いました。
今回の協議を受け、次回の県教科等・専門研究委員長会(2月10日 10:00~)では、来年度の活動計画等について、更に具体的に協議いたします。