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今日の愛教研活動

令和6年度用『研究の手引』作成委員会

 1月16日(火)、文教会館大ホールにおいて、研究の手引作成委員会が開催されました。

 全体会では、愛媛県教育委員会義務教育課教育指導グループ総括担当係長様より御講話をいただいた後、愛教研教育研究局長が、令和6年度の愛媛県教育研究大会の基本構想(第14期2年サイクル2年次計画)について説明を行いました。

 

 分科会では、委員会ごとに分かれ、委員長と幹事が県教委・教育センターから参加していただいた指導者の皆様と共に研究の進め方について協議し、『令和6年度研究の手引』にまとめていく作業を行いました。

 

  『令和6年度研究の手引』は、3月中に完成させ、新年度に各会員のお手元に届ける予定です。

愛教研「教育情報」の編集 ~法制情報局情報宣伝部第3回編集小委員会の開催

12月5日(火)

 愛教研「教育情報380号」(令和6年1月12日発行予定)の編集・校正を行いました。本会のメンバーは、局長、部長、中予教育事務所管内の部員である校長、教頭です。本委員会はこれまで、第1回6月13日(火)に開催し378号を、第2回9月12日(火)に379号を作り上げてきました。

 今回の380号では、会長の年頭の御挨拶や、全国英語教育研究大会をはじめ中国・四国地区へき地教育研究大会愛媛大会等の、令和5年秋から冬にかけて愛媛で開催した各教科等の大きな研究大会の様子を報告します。さらに、特集記事の教育座談会では、「『生きる力』を育む道徳教育の充実に向けて」と題して、3名の講師(パネラー)の実践に基づいた講話・指導を詳細に掲載します。今回も見所満載の12ページです。

 編集・校正に当たり、表記については、「令和5年度愛教研の表記について」(愛教研教育情報編集委員会)に倣って修正します。内容・表現については、執筆者の思いや考えを尊重しながら、よりよく伝わるように努めています。今回も長時間の活動でしたが、委員はさすがの集中力で熱心な仕事ぶりでした。愛教研会員の皆様、楽しくお読みいただければ幸いです。

 次回(第4回)の編集小委員会は、1月30日(火)開催の予定です。情報宣伝部は、多くの時間と地道な努力を要する活動ばかりですが、「会員からの声を集め、届ける」という大切な務めを担い、誠実で堅実な事業推進に励んでいます。会員の皆様方、今後とも御理解と御協力をお願いします。

へき地・地域教育部 第2回常任部員研修会(編集委員研修会)の開催

12月1日(金)

 法制情報局長とへき地・地域教育部部長・副部長・常任部員の計10名が集い、研究集録『愛媛のへき地・地域教育』(第54号)の編集・校正を行いました。特に今年度は、11月1日・2日に開催した「第8回中国・四国地区へき地教育研究大会愛媛大会 兼令和5年度愛媛県へき地・地域教育研究大会」の実施報告集を兼ねており、90ページを超えるものになる予定です。編集委員である各校長は、執筆者の思いを推し量りながら、より良いものになるよう一所懸命に推敲・校正に取り組みました。

 本号は、今後更に2回の校正を経て、来年1月末に県下全小中学校、教育行政機関、中四国各県教委、中四国へき地研愛媛大会関係者等へお届けします。大会実施報告の他に、本県各支部のへき地・小規模校での「地域とともにある学校づくり」の教育実践や、全国や中四国のへき地教育の動向等、盛りたくさんの内容・情報を集録しています。各校においては、ぜひ御一読・御活用いただき、へき地・地域教育研究主題「ふるさとに夢や誇りを持って、未来の創り手となる子どもの育成」を目指して、引き続き、教育実践を積み重ねていくことをお願いします。

 併せて本会では、中四国へき地研愛媛大会事後アンケート結果による振り返り、令和6年度「研究の手引」(案)の内容検討なども行い、3時間を超える実に充実した会となりました。

 

 

第44回愛媛県養護教員研究大会

 11月22日に、エスポワール愛媛文教会館大ホールにおいて「第44回愛媛県養護教員研究大会」が開催されました。

 大会では研究主題を『共に生き、命を大切にする健康教育』 ~生涯にわたり、心身ともに健康なライフスタイルを確立するための支援の在り方~として、講演や実践発表等が行われました。

 午前中は、四国中央支部と伊予支部の実践研究の発表があり、活発な意見交換が行われました。

 午後は、神戸大学名誉教授、JKYBライフスキル研究会代表 川畑 徹朗 様に、「レジリエンシーを育てるライフスキル教育」という演題で御講演をしていただきました。

 なお、本大会は、会場へ参集する従来の参加形式に加え、オンラインによる参加を選択できるようZoomによるリアルタイム配信も同時に行いました。講演会や実践発表等の配信動画は、掲載の許諾をいただき、愛教研会員対象に愛教研グループウェア回覧板からYoutubeでオンデマンド配信をしています。是非ご覧ください。

第8回中国・四国地区へき地教育研究大会愛媛大会の開催

11月1日(水)・2日(木)

 大会主題「ふるさと愛媛に夢や誇りを持って、未来の創り手となる子どもの育成 ~へき地・複式・小規模校の特性を生かした学校・学級経営と学習指導の深化・充実を目指して~」の下、本研究大会を「令和5年度愛媛県へき地・地域教育研究大会」と兼ねて開催しました。参集とオンラインによる参加のハイブリッド型で実施し、中四国各県から300余名の参加がありました。

 初日は、表彰式と開会行事、記念講演、分散会を宇和島市南予文化会館等で行いました。表彰式では、「へき地優良学校」「優良児童生徒並びに書写作品入賞者」「へき地教育優良青年会員」等の表彰が行われました。記念講演では、愛媛大学名誉教授 平松義樹先生が、「碧地(へきち)に吹く風 〜先生がいる、子らがいる〜」と題して、教職を続ける覚悟を決めた若い頃のへき地校での実践について熱く語られました。全ての参加者が、同じ教職に就く者として、襟を正して拝聴しました。(※ 本講演を「愛教研グループウェア」で動画配信にて公開しています。会員の皆様、ぜひ視聴願います。)

 午後からは、小学校、中学校、小中連携の課題別に分かれて分散会を行い、中四国各県から優れた実践発表があり、熱心な質疑応答や情報交換がなされました。

 

 二日目は、宇和島市立遊子小学校、宇和島市立御槙小学校、篠山小中学校組合立篠山小・中学校の4校において、公開授業、研究協議等を行い、各校は3年間取り組んできた研究の成果を発表しました。4校の取組に共通しているのは、地域の協力を得て、地域の産業や伝統文化を学び、地域学習を充実させることにより、地域を知り、誇りに思い、大切に守っていこうとする児童生徒を育てていることです。そして、ICTの活用や家庭学習の充実、練り合い高め合う活動の工夫により、学習意欲が高まり、話合いが深まり、リーダー性が育成されていました。公開授業は、その全てが、地域素材を教材として地域の教育力を活用しており、研究協議では、熱心な意見・情報交換がなされました。

 

 二日間の研修を通して、地域に開かれた学校の在り方やへき地教育の良さや課題等について参加者全員で共有できました。会場校の3年間にわたる真摯な研究実践とすばらしい取組の成果に対して、また、愛教研へき地・地域教育部(大会実行委員会)が一丸となって計画・準備・運営等に鋭意努力を重ねてきたことに対して、心から敬意と感謝を申し上げます。